ODL MetaTrader 4マニュアル >> 罫線分析ツール

挿入メニューは、MetaTrader 4の様々な分析ツールをチャートへ挿入する際に利用します。これらの分析ツールは「罫線分析ツール」から呼び出します。ここでは挿入メニューに関する解説をします。
ツールには大きく二種類があります。市場の上昇・下降トレンドを表す「Trend」メニューの分析ツールと、相場の強弱を表す「Oscillator」メニューの分析ツールです。他にも量的な指標を含む「Volume」メニューや、ビル・ウィリアムスが開発したツールをあつめた「Bill Williams」メニュー、カスタマイズしたツールの「カスタム」メニューがあります。
これらのツールは、チャート上に重なって表示されるタイプのものと、チャート外にサブウィンドウとして表示されるものがあります。
各分析ツールにはパラメーターがあり、それらを変更することで挙動や見え方を変更することができます。以下にMoving Averageのパラメーター例を記載します。
「「パラメーター」タブでは基本的な設定を行います。図はMoving Average(移動平均)のパラメータ例です。「期間」パラメータで平均をとる対象期間を変更可能です。
移動平均のパラメーター「移動平均の種別」を選択すると、移動平均線の計算方法を変更可能です。
「Trend」メニュー
「Trend」メニューには、主に市場のトレンドを測定するために使われるツール群が備わっています。
Moving Average(移動平均)は、分析ツールのなかでも基本中の基本のツールです。移動平均とは「ある一定の通貨の価格の終値の平均し、線で結んだもの」です。
たとえば、5日前までの終わり値をすべて足して5で割ります。この値を毎日算出し結ぶと「5日間ごとの終わり値の移動平均」になります。
ボリンジャーバンドは、移動平均を中心線として、±1σ(第1標準偏差)、±2σ(第2標準偏差)のラインを外側に向かって引いていきます。
統計学的には「±1σ」の間に値が存在する確率が68.3%、「±2σ」の間に値がある確率が95.5%とされています。チャートが±2σのラインからはみ出したら、95.5%の確率で±2σ以内に戻る、と考え、そこを取引のシグナルと捉えます。
Average Directional Movement Index(ADMI、一般的にはDMI)はトレンドの強さを測るための指標です。
別ウィンドウに表示されるグラフは「+DM」「-DM」「ADX」の3本の線で構成されます。+DMが-DMを下から上で抜けたときを買い、または-DMが+DMを上から下へ抜けたときを売りと考え、ADXの値が大小でトレンドの強さを検討しながら意志決定します。
標準偏差は、過去の値の変動幅を元に計算される指標で、値の変動リスクの測定に使います。標準偏差の値が大きいほど値動きの幅が大きいと考えられます。
Parabolic SAR(パラボリック)は「放物線」という意味で、SARは「Stop And Reverse」の略です。SARは売買転換点を表します。
Parabolic SARは、連続した点をなってチャート上に表示され、上昇トレンド、下降トレンドをわかりやすく表示します。
CCIは「現在の値が統計的な平均値からどの程度乖離しているか」を表します。CCIでは、中心を0%、上下に±100%として考えます。値が±100%の境界線を越えた後、値動きの周期性により再び±100%へ戻ってくると考え、売買のシグナルとします。